2025-12-29

離れたから気づけたこのまちのこと

北九州モノレールは2025年で開業40周年でした。小倉駅に乗り入れしたのは1998年のこと。

父や友人がいるので、これまでも数年に1度は小倉に帰ってきていました。だから、モノレールが小倉駅に乗り入れしたことやら、勝山公園一帯が整備されたことやら、「そごう」が撤退したことは知っていましたよ。何十年前の話やん!とのツッコミ、ごもっとも。30年ぶりに、このまちで暮らしはじめました。

30年のブランクは、思った以上に大きくて……。日常生活でも、「あれ?」ということが続出しています。郵便局の本局が移動している、男子校だったはずなのに女子生徒がいる、K大学に理系学部ができている、などなど。「最近変わったんですねー」と聞けば、「うーん、20年くらい前かな」の返事に、もはや返す言葉もありません。

そして、何より驚いたのが、ゴミの分別。エコ派の私としては、かつてゴミを14分別する地域(しかも捨てる際にチェックあり!)に住んでいたこともあり、細かく分別しないと気が済まないタチ。だから、何度も何度も北九州市の『分別大事典』を確認しましたが、納得いかないわけですよ。「割れたガラス」は燃えるゴミ。「スプレー缶」も燃えるゴミ。「缶詰のふた」も燃えるゴミ。なんなら「乾電池」も燃えるゴミ。うそでしょ。ありえない。おかしすぎる。そんなわけないだろ!って、ちゃぶ台ひっくり返す勢いで管理人さんに確認したところ、「そうですよ。30年前もそうでしたよ」とクールなお返事。知りませんでした。30年前の自分が、分別しない生活をしていたなんて。いや、北九州市が、こんなにもゴミにおおらかな都市だったなんて。エコシティじゃなかったの?って、大いなる疑問をもったのでした。

で、いろいろ調べてみたところ、焼却炉が優秀みたい。いろんなものをまとめて灰にできるうえ、燃費もよく、かなりエコなシステムなのだとか。以前住んでいた地域では、「燃やさないゴミ」という分別枠があり、別名「埋め立てゴミ」とも呼ばれていました。そのため、こちら側に仕分けられる「割れたガラス」は、回収後に埋め立てられていたのかもしれません。そう考えると、灰にしたほうが環境への負荷は少なそうです。これまで地道に積み上げてきた私のゴミ出しスキルがまるで役に立たなくなり、残念に思う反面、大いなる自由を手にした気分でした。

とはいえ、「これを燃えるゴミに出して、本当にいいのだろうか?」と、『分別大事典』で確認してもなおドキドキしながら、そっとゴミを出す日々。みなさま、今年捨てるべきものは、処分できましたか? ゴミも気持ちもスッキリさせて、新しい年を迎えたいものです。

この一年も、たいへんお世話になりました。2026年がすばらしい年になりますように。来年もどうぞよろしくお願いいたします。(のぐち)

この、有料ゴミ袋の分厚さと頑丈さにも正直驚いております。
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