「推論」で脳トレ
先日、就職試験に使われるSPIに触れる機会がありました。
分数に旅人算、確率、集合などなど、子どものころ習ったことがあるはずの計算問題にチャレンジ!
目をチカチカさせながら遠い昔の記憶を呼び起こして解いてもほぼ不正解。
途中から解答を見ながら解いて、こんなものかと納得していました。
そんな中で、計算がない「推論」というクイズな感じの問題がおもしろかったので、おとなのみなさんに少し紹介します。
すごくシンプルな問題だとこんな感じです。
問)A、B、CがDについて、それぞれ説明しました。
Aは、Dは○を持っている
Bは、Dは×を持っている
Cは、Dは○か×を持っている
この3つの文章から、次の答えから正しいものはどれかと推論して選ぶのですが
①Cが正しければAは必ず正しい
②Bが正しければCは必ず正しい
③Aが正しければBは必ず正しい
①は、Dが○か×かどちらかを持っているというCが正しいとすると、○を持っているというAは、Dが×を持っているかもしれないから必ず正しいとはいえない。②は、Dが×を持っているというBが正しいとすると、○か×かどちらかを持っているといっているCが必ず正しい。③は、Dが○を持っているというAが正しいとすると、Bは×を持っているというので正しくない。正解は、②。
この解説を書きながらも、これでいいのかと思うくらいですが、短い文章(問題)が並び、そこに書かれていることが事実ではないかも、問題と解答を何度も何度も読んで、あれこれ探りながら正解を絞り出す感じが、脳が頭の中で全力疾走しているよう。
まさに脳トレでした。
数問ですが正解できた時はスッキリ、これはアハ体験⁈
そして、読む力を試されましたような気分です。
本来は、問題も解答の選択肢も多く、解答も組み合わせるものもあるようです。
ネットにも問題出てますので、脳トレにオススメです。(中山)

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