2022-07-04

紫川紀行と絵画展

今年4月から、西日本新聞で連載している「今どき紫川紀行」。
淡彩画家・西川幸夫さんが絵を描き、私が文章を担当しています。
掲載は第1・3火曜、来年3月までの1年間。
春は桜、初夏はホタルなど、季節に合ったモチーフを選び、紫川流域の風景、歴史、文化を紹介しています。

紫川上流の眼鏡橋

淡彩画とは、鉛筆やペンの下描きを生かし、あっさりと彩色した絵画のこと。
透明感があり、優しいタッチの色彩ですが、スケッチの線がしっかり見えて、端正な雰囲気も漂います。
西川さん曰く、「油絵や水彩画と違って後から修正はできず、描き始めの緊張感はたまらない」そうです。

西川さんから案内いただき、本日開催された絵画展に行ってきました。

黒崎市民ギャラリー

講師の西川さんと、65人の生徒さんの絵画が展示されています。
北九州市内をはじめ、全国各地や海外の風景画もあり、ちょっとした旅気分を味わえました。

淡彩画の基本を踏まえつつも、絵の雰囲気や色づかいは人それぞれ。
生徒さんの個性が発揮された作品の数々に、伸びやかな教室の雰囲気を感じました。

紫川の原画も、4点展示されています。
淡彩画の魅力を気軽に楽しめる絵画展です。

■第23回 西川幸夫 スケッチ・淡彩「四季彩」教室総合展
日時:7月4日(月)~10日(日)9:00~17:00(10日は16:30まで)
会場:北九州市立美術館 黒崎市民ギャラリー(JR黒崎駅西側コムシティ3F )
入場無料

(神田)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です