2022-05-20
人の手から生まれるもの
ご縁があって、北九州の美味しいお店情報を毎月お届けするサイト「あつキタ」の取材・制作に関わっています。
私は何件か飲食店の取材をお引き受けして、お話を伺ったり写真を撮影したりしています。
SNS全盛の時代、スマホでも綺麗な写真は撮れるようになったとはいえ、
ライターである自分が、お店の方が一生懸命に作られた料理を撮影するのは、
毎回緊張してしまいます。
とはいえ、悩んでいる間にデザートのアイスが溶けてしまったり、
温かい料理が冷めたり乾いたりしてしまうと元も子もないので、
とにかくスピード勝負です。
自然光で撮る、背景を入れて撮る、料理だけに寄って撮る…
いろいろ考えられることはあるのですが、私が毎回採用している方法はひとつ。
ズバリ「おいしそう」と口に出すことです。
ただのおまじないでは、ありませんよ?
おいしそうなものが、もっとおいしそうに見えるように頑張るための
気合の言葉です。(やはり、おまじないなのでは?)
取材ではたくさんお話を伺うのですが、文字数の制限もあって
皆さんの言葉を全て掲載することはできません。
百聞は一見に如かずというとおり、写真は大切にしたいところです。
この料理はなぜこんなに美味しそうに見えるのか。
食事の色なのか、前菜の組み合わせ方なのか、可愛らしい食器とのバランスなのか、
さまざまなことに興味と好奇心を持つと、
自然とその特徴を引き出すような写真が撮れて、
記事も書けるはずだ、と信じているのですが。
こちらのサイトは毎月更新されますので、もし良かったら
御覧になってみてください。
(石原)
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