2021-07-22

子供の時間を大切に

夏休みがはじまります。

母として迎える夏休みが圧倒的に長くなりましたが、それも、もはやカウンドダウン。
今年を含め、あと4回で、その夏休みも終わってしまいます。

残量に気づくと、急に惜しくなるものです。
そのとき、その瞬間は一生懸命だったはずなのに、過ぎてしまえば悔いが残る。
取り戻せない時間の重みに、気づかされます。

子ども時代って、本当に特別。
大人になってずいぶん時間がたっていますが、
子どもの頃の習慣や価値観が、いまの自分を支配しているように思います。
だからこそ、子どもでいられる時間を大切にしてあげたいものです。

このような仕事をしているおかげで、
いろいろな方々の人生にふれる機会をいただきます。
東日本大震災のあと、
急に大人にならなければならない子どもたちがたくさんいました。
いま、ヤングケアラーの存在が急浮上していますが、
この子たちも大人になることを急かされています。
実は、かつては私も、その一人でした。

大人になることは、決して悪いことではありません。
だって、成長なんですから。
でも、周りの大人たちは、その子の心の内に想いを寄せてほしいと思うんです。
だから、せめて私が元気なうちは、
めんどくさい母であり、おせっかいな近所のおばちゃんでいようと思っています。

夏休みを手放しで喜ぶわが子を見て、
これがしあわせというのだな〜と、しみじみします。
母として挑む夏休みは、あと4回。
なんでもないこの時間が、
実はとても貴重なものだと肝に銘じながら、過ごしたいと思います。

なんて書きながら、早速、
今日の昼食づくりにため息がもれてしまっているのですが。


(のぐち)
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